陸上女子長距離の鈴木亜由子(32=JP日本郵政グループ)が、ももいろクローバーZの高城れに(30)へエールを送った。

14日、都内で行われた日本郵政グループの健康増進プロジェクト「カラダうごかせ! ニッポン! 発足記者発表会」に合宿地の米国アルバカーキからオンラインで出席した。同グループの大ファンとあり「言葉が出てこないくらいうれしい」と感激。3月24日の「鈴木亜由子杯 穂の国・豊橋ハーフマラソン2024」に出場予定の高城へ「お忙しいとは思うが、無理せずにできることをコツコツやっていただければ」と激励した。

高城のハーフマラソン(21・0975キロ)の適性については「ポテンシャルは高いと思います。走りのバランスが良い。ダンスをやられているのでリズム感も抜群。最後まで走り切ると思います」と絶賛。さらに「高橋(昌彦)監督のスペシャルメニューも届くと思う。前向きにチャレンジしていただければ」と声をかけた。

鈴木は3月10日に名古屋ウィメンズマラソン(バンテリンドームナゴヤ発着)を控えている。同大会は今夏のパリオリンピック(五輪)代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)ファイナルチャレンジ」の最終戦で、女子マラソン代表の残り1枠を争う。3大会連続の五輪代表入りには、1月に前田穂南が樹立した日本記録(2時間18分59秒)を上回り、かつ日本人最上位に入る必要がある。

現在は米国で調整を進めており、この日も16キロ走の練習後に会見に登場。約1カ月後に迫る大一番へ「すごく大事なレース。目標は高いですが、しっかりトレーニングをしています」と明るい表情で見据えた。