マラソン女子でパリ五輪代表入りを逃した鈴木亜由子(32=日本郵政グループ)が24日、愛知県豊橋市で取材に応じ、進退について「いろんな思いが湧き上がって、整理をつけられていないのが正直なところ。もう少し時間を取りたいと思う」と話すにとどめた。

最終選考レースだった10日の名古屋ウィメンズマラソンで3位に終わり、最後の3枠目に入れなかった。

この日は、今回から自身の名前を冠した地元のハーフマラソン大会に名誉大会長として出席。走者からねぎらいの言葉を受け「皆さんに支えられてこの場にいる。感謝の思いを少しでも形にして恩返しをしていきたい」と感慨深そうだった。