天満屋女子陸上部は26日、武冨豊監督(70)が3月限りで退任すると発表した。今後は専任コーチとして、マラソンを中心に選手育成に携わる。後任には、2000年シドニー五輪女子マラソン7位の山口衛里ヘッドコーチ(51)が昇格する。

佐賀県出身の武冨氏は1996年に監督に就任し、通算6大会で五輪代表を輩出。山口ヘッドコーチや、今夏のパリ五輪で2大会連続出場となる前田穂南らを育てた。

兵庫県出身の山口ヘッドコーチは2005年の現役引退後は07~11年に天満屋でコーチを務め、一度退任したが20年から復帰。22年にヘッドコーチに就任した。