フィギュアスケートの世界選手権はさいたまスーパーアリーナで26日に開幕する。25日、会場での公式練習が行われ、4年ぶり3度目の優勝を目指す浅田真央(23=中京大)らが参加した。

 ソチ五輪ではショートプログラム(SP)で16位と出遅れ、フリーで巻き返したが6位に終わった。そのフリーでは世界中に感動を呼んだが、公式会見で今大会のSPの意義について聞かれると、「五輪はすごく悔しい、取り返しのつかないことをした。この大会は自分にとって重要になる。いろいろな経験を生かして、自分も自分に対して追い込んでいけたらいい」と雪辱を誓った。練習では武器のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を3回中3回とも成功させるなど、好調ぶりが目立った。SPは27日、フリーは29日に行われる。