<全国高校ラグビー:秋田工48-0若狭東>◇30日◇2回戦◇花園

 秋田工が25年ぶり16度目の全国制覇に向けて好発進した。

 初戦の緊張を払拭(ふっしょく)し、計8トライ4ゴールで完封勝ち。Aシードの貫ろくを示した。開始3分、ゴール右端から先制の右中間トライを決めた高校日本代表候補のFB成田秀平主将(3年)は「(右展開で)自分が余っただけ。まわりの選手が動いてくれた」と平然。黒沢光弘監督(51)は「残り4試合」とチームが持つ全国最多優勝記録を更新する四半世紀ぶりの優勝を見据えた。