国際自動車連盟(FIA)は25日、F1シリーズ、ドイツGP決勝で1、2位を占めたフェラーリに、所属ドライバー間の順位を操作する「チームオーダー」を出したとして、罰金10万ドル(約900万円)を科した。

 レースはトップを走っていたフェラーリのフェリペ・マッサ(ブラジル)を、後半に同僚のフェルナンド・アロンソ(スペイン)が抜いて優勝。マッサは2位だったが、この逆転場面が不自然だとして、競技委員が事情を聴いた上で、禁止事項の「チームオーダー」があったと判断した。レース順位は変わらない。