初戦で南アフリカを破り世界に衝撃を与えた日本(世界ランク11位)が、W杯4位の実績を持つスコットランド(同12位)に10-45で敗れた。

 エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(55)は敗因について「前半の時点では勝てると思ったが…。(南ア戦と1番違ったところは)22メートルに入ったところで点が取れなかった。ミスの原因は判断。パスしなくてもいいのに、したことも何回かあった」と分析した。

 もっとも前半は接戦の展開で、点差を離された後半も、相手陣内に何度も攻め込んだ。ジョーンズHCは「後半も走り続けていた。我々は強いチームだと思う」とスコアは大敗も、試合内容は前向きにとらえた。次戦は10月3日のサモア戦。「チャンスは待っている。サモアも状態を上げてくるはず。頑張らないといけない」と表情を引き締めた。