男子テニスで世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が25日、アラブ首長国連邦のドバイで行われたドバイ選手権のシングルス準々決勝でフェリシアノ・ロペス(スペイン)に第1セットを3-6で落とした後、両目の病気を理由に途中棄権した。

 男子ツアーを統括するATPによると、ジョコビッチの連続決勝進出は17試合で途切れた。

 1月の全豪オープンで優勝したジョコビッチは「ドバイに着いてから目の不調に悩まされ、感染症から深刻なアレルギーも出ている。こんなにひどい症状は初めてだ」と説明。3月4日から始まる国別対抗戦デ杯ワールドグループ1回戦のカザフスタン戦には出場する意向を示した。