大分舞鶴の花園通算80勝はまたもお預けとなった。

 強みの強力FWの縦突破を軸に試合を組み立て奮戦。3度逆転する意地で食い下がった。だが17-13とリードして迎えた後半19分、シンビン(一時退場)でNO8中尾泰星主将(3年)が退場。1人少ない状況の同24分、テンポのいい相手のBK展開に対応できず試合をひっくり返された。3点差を追い最後までFW戦を仕掛け粘ったが執念は実らなかった。

 中川盛夫監督(45)は「(80勝は)またお預けでになりましたが最後まであきらめずやってくれた」と健闘をたたえた。