10大会連続出場の尾道(群馬)が後半に関商工(岐阜)を突き放して、1回戦を突破した。

 前半10分までに2トライを決めるスタートも、リズムに乗れずに19対12で前半を折り返した。

 梅本勝監督(53)が「入りは良かっただけにたたみかけないといけなかった。自分が行かないといけないところで人任せになっていた」と指摘。フッカー淡野徳蔵主将(3年)も「どこかで受けていた」と反省した。

 臨んだ後半戦は尾道らしい積極的なラグビーを展開。6トライを奪い、関商工を0封した。淡野主将は2回戦で対戦するシード校の御所実(奈良)戦へ向け「後半、ゼロで抑えられたのは収穫。次は死に物狂いで向かっていきたい」と意気込んだ。