東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)で今月、日本バレーボール協会が行っていた21歳以下日本代表の合宿中に、選手の太ももに剥がれた床板が刺さり、大けがを負っていたことが15日、関係者への取材で分かった。選手は救急搬送され、約30針縫ったという。

 関係者によると、NTCのバレーボール専用コートではなく、各競技が使える共用コートで練習していた際に事故が発生。レシーブで慶大の選手が飛び込んだ際に負傷したという。

 スポーツ庁などが5月に同様の事故防止を呼びかける通知をしたばかり。スポーツ庁は「残念。日本スポーツ振興センター(JSC)の報告を待って対応策を検討したい」としている。