世界ランキング59位の大坂なおみ(19=日清食品)が、同11位のビーナス・ウィリアムズ(米国)に6-7、4-6で敗れ、4大大会初の16強入りはならなかった。

 成長著しい大坂が、5度の優勝を誇るビーナスを存分に苦しめた。

 第1セットの第4ゲームでブレークを許したが、第7ゲームでブレークバックし、強烈なサーブとフォアハンドを武器に互角の戦いを演じた。タイブレークに突入すると、大坂が3ポイント連取し、会場が一瞬どよめいた。しかし、ビーナスの反撃に遭い7ポイント連取され、第1セットを落とした。

 第2セットも第7ゲームにブレークを許し、ブレークバックできずに大会初出場のウィンブルドンで無念の3回戦敗退となった。