日本バスケットボール協会は31日、都内のホテルでアジア杯で3連覇を果たした女子日本代表の優勝記者会見を行った。

 日本は7月23日からインド・バンガロールで開催のアジア杯で予選リーグを勝ち進み、準決勝で中国、決勝でオーストラリアを74-73で破り優勝した。

 トム・ホーバス監督は「長い間、3カ月半ずっと一生懸命練習した。大会が始まる前に中国とか韓国の準備状況を聞いて、うちが全然準備できていると思った。試合は毎回が新しいチャレンジになったが、準備してきた答えがでるとおもっていた。結構自信はあった。本当にみんなにありがとうと言いたい。楽しかった」と話した。

 吉田亜沙美主将は「この大会に優勝できて(東京五輪への)スタートラインに立てた」と話した。決勝で3点シュートを9本中7本決め、優勝の立役者となった水島沙紀は「初めての代表で、オーストラリア戦でしっかり結果を残せたことはすごく自信になった」と話した。

 協会の東野智弥技術委員長は「大会まで3カ月半、長い長い期間に、強化マッチも17試合行った。本当に大会でピークに持っていったトム・ホーバス監督の手腕を高く評価している。この結果は非常に大きい。女子の次の目標はW杯ベスト4以内。そのための階段をつくっていく」と話した。