男子プロバスケットボールBリーグのレバンガ北海道は8日、札幌・北海きたえーるで行われたプレシーズンゲームで昨季西地区4位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズと対戦。66-61でホーム今季初実戦を飾った。主将の多嶋朝飛(28)新加入のマーク・トラソリーニ(27)ベテラン折茂武彦(47)の3人がそれぞれチーム最多タイの16点をマーク。B1チーム相手の今季初勝利で、30日のリーグ開幕(富山)に向け、仕上がりの良さを見せた。

 終盤に3度追いつかれたが、すべて突き放し、リーグ開幕前に集まった2140人の歓声に応えた。トラソリーニは「食べ物の一番はジンギスカン」と、北海道の環境へのフィットをアピール。水野宏太監督(35)は「今後も1つ1つ積み上げていきたい」と勝利の味をかみしめた。