車いすの部女子シングルス決勝で世界ランキング1位の上地結衣(エイベックス)がウィンブルドン女王のデフロート(オランダ)を7-5、6-2で下し、今季の4大大会で全豪、全仏と合わせた年間3冠を達成した。

 相手サーブのリターンゲームで冷静にラリーを組み立て7度もブレーク。新調した車いすで試行錯誤しながら、3年ぶりに全米女王に輝き「やっていることは間違いないことを確認できた」と20年の東京パラリンピック金メダルに向けた取り組みに自信を深めた。