昨季東地区4位のレバンガ北海道は86-67で横浜ビー・コルセアーズを下し、今季ホーム初戦を白星で飾った。シュートミスの続いた第1クオーター(1Q)のみ1点を勝ち越されたが、第2Qに折茂武彦選手兼代表(47)のミドルシュートなどで逆転。新外国人マーク・トラソリーニ(27)が、3試合連続の20点以上を記録するなど後半はゲームを支配し2連勝とした。

 日本代表の横浜・川村卓也(31)を執拗(しつよう)に追いかけ回し、自らも8点を決めた北海道出身のルーキー関野剛平(23)がMVPに輝き、賞金10万円を手にした。実家が湧別町で漁師を営み、幼少期には連日手伝いもした関野は「フィジカルは川村さんより自分の方が上だと思い、自信を持ってプレーした。今日は60点」とうれしそうに試合を振り返った。