甲南大が桃山学院大を下し、今季初勝利を挙げた。桃山学院大は5連敗を喫した。

 甲南大はRB福崎亘記(4年)の3TDなど計7TDを決めて圧倒した。風雨の影響でパスは0ヤードながら、ランは桃山学院大の132ヤードの2倍以上となる329ヤードを獲得した。攻撃陣の頑張りに、守備陣も奮起した。昨年のインターセプト最多タイのDB土井康平(4年)が2つ、DB八木慧斗(4年)が1つのインターセプトを決めて、チームを盛り上げた。

 今季初白星に堀田高章監督は「気持ちを入れて、よう頑張ってくれた」と選手をたたえた。これで1勝4敗。2部との入れ替え戦を回避して1部残留を決めるためにも次節11月4日同大戦、最終節の18日京大戦が重要となる。「最低2勝しないと。次をしっかり勝って京大に挑みたい」と力を込めた。