ラグビー日本代表のフランカー、リーチ・マイケル主将(29=東芝)が17日、23年W杯フランス大会での代表入りを願った。

 18日(日本時間19日未明)にフランス・トゥールーズで行われるトンガ代表とのテストマッチの前日練習に参加。約1時間、スクラムからの攻守などを最終確認した。15日に23年W杯フランス大会が決まったことを受け、リーチ主将は「23年は35歳…。また(代表に)戻って来られるようにしたい」と熱望した。25日(同26日未明)にはフランス代表と対戦することもあり「この(タイミングでの)テストマッチは若い選手にとっても良い」と話した。

 日本代表は4日、世界ランキング3位のオーストラリア代表に30-63で大敗した。「体力の差」を痛感してリーチ主将はフランス遠征の出発前に「朝練を復活させてウエートリフティング部でもつくろうかな」と提案していた。8日に現地入りしてから4日間は走り込みを中心としたハードワークをして「今できる範囲で出来た」と満足げに語った。

 世界屈指の“巨漢軍団”ことトンガ代表には、課題としているタックル精度の向上をポイントに挙げた。オーストラリア戦で前半に32点差をつけられたこともあり「試合の入りが大事。勝ってフランス戦に挑みたい」と気合を入れた。