新潟アルビレックスBBは中地区首位のシーホース三河に104-94で敗れて2連敗。前節西宮戦(10日、85-100)に続く2試合連続の100失点を喫した。

 新潟は主導権を三河に握られたままだった。第3クオーター(Q)、52-58と6点差に迫ったが、直後に失点。第4QもPG五十嵐圭(37)のシュートで84-93と追い上げたものの、すぐに3点シュートを許す。詰め寄っては引き離される展開で、リードを奪う場面は1度もなかった。

 新潟は20アシストを記録したが、三河はそれを大幅に上回る32アシスト。リバウンドも29対37と勝負どころの精度で差をつけられた。

 チーム最多の8アシストを記録したPG畠山俊樹(26)は「点差以上に差があると感じている。ずっと相手の土俵で試合が進んでいた。ディフェンスは改善しない」と話した。庄司和広監督(43)は「相手をリラックスさせないように、ワンポジションごとにしっかりディフェンスしていきたい」と課題を挙げた。これで三河戦は3連敗。新潟は今日17日の第2戦で、連敗ストップと三河戦初勝利を目指す。