ノルディックスキーのジャンプ男子で、全日本スキー連盟が定めた平昌(ピョンチャン)冬季五輪代表選考対象の大会は6日のワールドカップ(W杯)個人第11戦で終了し、派遣推薦基準を満たした葛西紀明(45=土屋ホーム)の8大会連続の代表入りが確実となった。出場すれば冬季五輪史上最多となる。

 葛西は1992年アルベールビル大会で五輪に初出場し、7度目となった2014年ソチ大会ではラージヒルで銀、団体で銅メダルを獲得した。

 ジャンプ男子の代表枠は5で、他に基準をクリアしている小林潤志郎(雪印メグミルク)と陵侑(土屋ホーム)の兄弟、伊東大貴(雪印メグミルク)と竹内択(北野建設)も選出される見通し。小林兄弟はともに初めて、伊東は4大会連続、竹内は3大会連続の五輪代表となる。

 ジャンプ男女の代表は11日に発表される予定。