日本バスケットボール協会は21日、2019年W杯アジア1次予選の台湾戦(22日、横浜国際プール)とフィリピン戦(25日、マニラ)に臨む12人のメンバーを発表した。田中大貴(26=アルバルク東京)比江島慎(27=シーホース三河)らが名を連ねた。

 メンバー入りした篠山竜青(29=川崎ブレイブサンダース)は「地元横浜で代表のユニホームを着て国を背負って戦えることをうれしく思います。そして責任を感じます。しっかり受け止めて、戦い抜きます。応援お願いします」とコメント。辻直人(28=川崎)は「また選んでもらえることになりました。これからの日本のバスケットボールために、全身全霊で勝つために戦いたいと思います!!」と意気込んだ。

 24人の予備登録メンバーのうち、1月にけがを負った富樫勇樹(24=千葉ジェッツ)、馬場雄大(22=アルバルク東京)はメンバーから外れた。16年リオ五輪最終予選以来の代表候補入りをした田臥勇太(37=栃木ブレックス)、中学生で日本代表候補入りした田中力(15=神奈川・坂本中)もメンバー入りはかなわなかった。

 日本は昨年11月のフィリピン、豪州戦を落とし2連敗している。

 12人のメンバーは以下の通り。G橋本竜馬(29=三河)、G辻直人、G比江島慎、G篠山竜青、C太田敦也(33=三遠ネオフェニックス)、G宇都直輝(26=富山グラウジーズ)、F竹内譲次(33=A東京)、G田中大貴、Fアイラ・ブラウン(35=琉球ゴールデンキングス)、F永吉佑也(26=京都ハンナリーズ)、G古川孝敏(30=琉球)、F張本天傑(26=名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)

 ※G=ガード、F=フォワード、C=センター