東地区4位のサンロッカーズ渋谷はアルバルク東京との東京ダービーに敗れ5連敗となり、今季22勝19敗となった。

 第1クオーター(Q)からA東京に主導権を握られ、15-22と苦しい展開。第2、第3Qと点差を縮められずに迎えた第4Qは残り20秒で81-82と1点差まで詰め寄る粘りを見せたが、ファウルが続きA東京にフリースローを与え、勝利には届かなかった。

 勝久ジェフリー監督(36)は「最後の最後までアルバルクさんのフィジカルに向かって行けたのは収穫。でも守備のいいチームに対して簡単なバスケをさせてしまった」と振り返った。A東京のエース田中(大貴)に得点させないことを戦略として臨んだ試合だったものの「田中選手を抑えることに優先して、結果として菊地(祥平)選手に19得点。細かい修正をしたい」と反省点を挙げた。

 10日もA東京と対戦する。アリーナ立川立飛で午後3時5分試合開始。