日本ハンドボールリーグ機構は19日、都内でプレーオフ(23~25日、東京・駒沢体育館)に向けた記者発表会を行い、出場するレギュラーシーズン男女各4位までのチーム監督、選手が会見した。

 前年まではレギュラーシーズン1位対4位、2位対3位の準決勝を行っていたが、今大会からステップラダー方式を採用。男子は23日に3位豊田合成と4位大同特殊鋼が対戦し、勝者が24日に2位トヨタ自動車と準決勝を行い、さらに勝者が25日に1位大崎電気と決勝戦を争う。女子も同様に3位ソニーセミコンダクタ対4位三重バイオレットアイリスの勝者が2位広島メイプルレッズと対戦、さらに勝者が1位北国銀行と対戦する。

 変更は「リーグ戦の成績に重みを置くため」(リーグ機構)。男子3連覇を目指してレギュラーシーズンを1位で終えた大崎電気の岩本真典監督(47)は「決勝1試合だけでいいので、1位チームにとってはメリットがあると思う」と大会方式の変更を歓迎。女子のリーグ戦1位で4連覇を目指す北国銀行の荷川取義浩監督(56)は「1位チームにメリットはあるが、大会初戦になるだけに試合への入り方は難しい」と話していた。