ラグビーの国際統括団体、ワールドラグビー(WR)は5日、19年W杯(ワールドカップ)日本大会の欧州予選を兼ねた17~18年欧州選手権で不正が行われた疑惑を検証する委員会を立ち上げると発表した。

 結果次第では、W杯開幕戦で日本の対戦相手がルーマニアから変更になる可能性もある。ルーマニアは、予選最終日の3月18日に2位スペインがベルギーに敗れたため本大会出場を決めたが、当該試合はルーマニア協会のレフェリーが主審を務めた。中立国から選ばれなかったため、WRは再試合を検討。出場選手の資格についても違反の疑いが浮上、この問題も検証する。