2連覇を目指す桐蔭学園(神奈川)が同じ関東のライバル流通経大柏(千葉)を7トライの猛攻で圧倒した。8日の決勝は今年1月の全国高校大会準決勝(花園)で7-12と敗れた大阪桐蔭との「桐蔭対決」となった。

 桐蔭学園は試合開始早々にフッカー紀伊遼平(3年)が相手を引きずりながら先制トライ。一時は逆転を許したものの、着実な加点で主導権を握った。前戦の準々決勝では強豪東福岡を40-34で退け、11年ぶりに同校から勝利。勢いを加速させ、大阪桐蔭相手に冬の雪辱を果たす。