東地区最下位のレバンガ北海道が中地区3位の新潟アルビレックスBBに競り勝ち、今季最終戦を9戦ぶりの白星で飾った。

 ベテラン折茂武彦選手兼社長(47)は、まさかの今季4試合目の無得点。今シーズンは「東京五輪出場を狙う」と宣言して臨んだが、最後の最後で会場を視察したフリオ・ラマス代表監督(53)へのアピール失敗に「何のアピールも出来なかった。悔しい」と残念がった。

 試合後、報道陣から来季の去就を問われた折茂は、「少し休んでから考える」と例年通り態度を保留。クラブはチーム日本人最多472得点の名手に、48歳となる来季もオファーすることを決めているが「今季の60試合を戦い、今は気力がなくなっている。気力が戻ることを期待している」と、本人は微妙な物言いに終始した。

 また「みんなが期待する(残り171点に迫る)1万点を達成して引退するのもありかも」と、達成確実だけに“来季引退”とも取れるドキッとする発言で、今季を締めくくった。