平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)フリースタイルスキー男子エアリアル代表の田原直哉(37=ミルキーウェイ)がスピードスケート女子代表の高木美帆(23=日体大助手)らとともに10日、東京都内の母校・日体大で行われた平昌五輪・パラリンピック報告会に出席し、現役続行を宣言した。五輪後、去就について明言してこなかったが、「現役続行を決めました。次の五輪までやりたい気持ちはあるがまずは1年1年」と胸の内を話した。

 体操から転向し苦労を重ねようやくたどりついた平昌五輪では、19位と結果を出せなかった。「悔しい気持ち」と振り返った。今後はジュニア育成にも目を向けていくつもりだ。「チーム全体が盛り上がっていければいい。マイナー競技で五輪の時、意外は取り上げてもらえない。ついた火を消さないようにしたい」と意気込んだ。