男女計10階級が行われ、女子50キロ級は昨年の世界選手権48キロ級覇者の須崎優衣(19=早大)が、昨年の全日本選手権覇者の入江ゆき(25=自衛隊)に6-4で逆転勝ちし、代表入りを決めた。

 女子の代表決定戦は今回が初めてで、同65キロ級は源平彩南(22=至学館大)が勝利した。

 男子フリースタイル65キロ級は乙黒拓人斗(19)、同70キロ級は兄の圭祐(21)が勝利し、アベック代表を決めた。同74キロ級は藤波勇飛(ゆうひ、22=ともに山梨学院大)、同グレコローマンスタイル63キロ級は遠藤功章(21=日体大)が勝ち、代表の座を手にした。

 世界選手権は10月にハンガリー・ブダペストで行われる。