女子シングルス準決勝で第2シードの上地結衣(エイベックス)はアニク・ファンクート(オランダ)に6-1、4-6、6-7で敗れ、初の決勝進出はならなかった。上地は現行の4大大会で全豪、全仏、全米の各オープンを制しており、ウィンブルドンに全制覇が懸かっていた。

 上地はディーデ・デフロート(オランダ)と組んだ女子ダブルス1回戦は勝ち、決勝に進んだ。

 男子ダブルス1回戦で国枝慎吾(ユニクロ)グスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)組は第2シードの英国ペアに4-6、6-3、6-7で屈した。

 ◆上地結衣の話 (シングルスは)走らされたり、長いラリーが多かったりで消耗した。ダブルフォールトがあった最後の方は腕が上がらなかった。

 ◆国枝慎吾の話 (芝コートは)難しいの一言。何度も芝を愛そうとしたけど、僕のラブコールに応えてくれなかった。ダブルスで答えを探したかったが、見つからないまま終わった。