柔道でオリンピック(五輪)2大会連続金メダルを獲得し、柔術家に転向した内柴正人(40)が、中央アジアのキルギス柔道連盟総監督に就任した。29日、内柴のマネジメント会社が発表した。

 内柴は、アテネ、北京と五輪連覇を果たしたが、13年2月に準強姦(ごうかん)で実刑判決を受け、日本柔道連盟から永久追放処分を受けていた。昨年11月に出所し、柔術家に転向。本人は柔道界への復帰を目指すとしていた。今年1月にキルギスからオファーがあり、今月正式契約に至ったという。