柔道の世界選手権(9月、アゼルバイジャン)女子78キロ超級代表で医師を目指す朝比奈沙羅(21=パーク24)が7月31日夜、9月上旬に国立大医学部の学士編入試験を受験すると明かした。

 3位に終わったグランプリ・ザグレブ大会を終えて成田空港に帰国。到着後、すぐに空港内の郵便局へ駆け込んで願書を投函(とうかん)した。「31日までの消印有効だったので、向こう(現地)で書いて、慌てて出してきた。間に合って良かった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。現在、東海大4年で今春から医学部専門の予備校に通っている。来春の大学卒業後に本格的に受験予定で「厳しいのは分かっている。今年は受験慣れで当たって砕けろです」と、柔道同様に強気な姿勢を見せた。