日本スケート連盟は7日、フィギュアスケートにおける各地方競技会のエントリー選手やスケジュールを発表し、男子で4年ぶりの現役復帰を表明していた高橋大輔(32=関大KFSC)が近畿選手権(10月5~8日、兵庫・尼崎スポーツの森)にエントリーしていることが明らかになった。

シニア男子のショートプログラム(SP)は7日、フリーは8日に実施。高橋の他に、18年世界選手権5位の友野一希(20=同大)、女子の本田真凜(17=JAL)とともに練習拠点を米国に移した兄太一(20=関大)らも名を連ねた。

シニア女子には17年4大陸選手権優勝の三原舞依(19=シスメックス)、今季シニアデビューの3回転半ジャンパー紀平梨花(16)、シニア2年目の白岩優奈(16=いずれも関大KFSC)などが出場予定。ジュニア女子には本田真凜の妹で女優も兼ねる望結(14=大阪・関大中)、ノービスA女子では初めての国際大会を経験した末っ子の紗来(さら、11=京都醍醐ク)などが出場し、話題の多い大会となりそうだ。

高橋は8月に左足内転筋肉離れでアイスショー出演を取りやめ「競技会復帰に向けてトレーニングを重ねてきましたが、練習中にけがをしてしまい、軽度の左足内転筋肉離れと診断されました」などとコメントを発表していた。近畿選手権は12月の全日本選手権(大阪)への第1関門となる。