世界ランク6位のノバク・ジョコビッチ(31=セルビア)が全米オープン3年ぶり3度目の優勝を飾った。

同3位のフアンマルティン・デルポトロ(29=アルゼンチン)に、6-3、7-6、6-3のストレートで下し、4大大会14度目の優勝。20回のフェデラー(スイス)、17回のナダル(32=スペイン)に次ぐ3位タイの優勝回数となった。

試合は、第1セットはともにキープしあった第8ゲームにジョコビッチがブレークし奪った。第2セットも第3ゲームを獲り先行したがデルポトロも第6ゲームをブレークバック。タイブレークを制したジョコビッチが奪った。第3セットも、第8ゲームにブレークしたジョコビッチがセットを奪って勝利した。

ジョコビッチは試合後の表彰式での優勝インタビューで「愛する人々の応援があったので優勝ができた。チームにみんなにも感謝します。ケガで苦しんでいたとき、フアンマルティンも同じような同じような思いをしたことで気持ちも分かります。彼もツアーから離れ苦しい時期だったと思う。しかしそのようなことからいろいろなことを学んだ。自分の一番いい部分を引き出そうと頑張って、この結果につなげることが出来た。(優勝回数が15年前につくったピート・サンプラスに並び)今夜来てくれたらうれしかった。ピート、僕はあなたのアイドルです。いつか会いたい。(対戦相手のフアンマルティンには)手首を痛めたのに決勝に戻ってきた。自分を信じた結果だと思う。彼はトッププレーヤーです。今後もいい試合結果を出してくれると思う」と話した。