テニスの全米オープンで、日本人初の4大大会シングルス女王となった大坂なおみ(20=日清食品)が13日、帰国し横浜市内で会見を開いた。

大坂は帰国後、好物の抹茶アイスを食べたかと聞かれると「食べなかったぁ~」と、日本語でやや残念そうに口にして苦笑いした。

この日は午前4時過ぎに帰国した。「眠い…でも幸せ」と、こちらも日本語で返した。

17日には凱旋(がいせん)試合となる東レ・パンパシフィック・オープン(アリーナ立川立飛)が開幕する。「今回の大会も良いプレーが出来れば。応援してくださっているのに、うまく乗っているかなと思う」と、大坂なおみフィーバーに沸く、日本でのプレーに意欲を見せた。

タイトなスケジュールの中で、日本で何かしたいことはあるか? と聞かれると「東京ドームのジェットコースターに乗ってみたい」と言い、笑みを浮かべた。

日本で会いたい人は? と聞かれると「お姉さんです。ウインブルドンくらいから会っていないので、楽しい時間を過ごしたい」と口にした。また祖父の大坂鉄夫さん(73=根室漁協組合組合長)との再会についても「おじいちゃんも来てくれる。いつも応援してくれる。オモシロイ」と言い、笑った。【村上幸将】