平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)金メダリストのアリーナ・ザギトワ(16=ロシア)が魅せた。

ジャパン・オープンでは、国際スケート連盟(ISU)非公認記録ながら、完璧な演技で世界1位相当の159・18点をマーク。高難度の連続ジャンプなどすべての要素で加点を引き出した。今季のフリーは妖艶な雰囲気の「カルメン」。「1番大事なのは気持ちを伝えること。大人っぽい演技ができました」とうれしそうに振り返った。

夜に行われたアイスショー「カーニバル・オン・アイス」では、体に密着する黒いレザーの衣装で登場。途中、下ろしていた髪を氷上でなまめかしく結い、上着を脱ぐなどセクシーな表現で観客を魅了した。

昨季もヒョウ柄衣装のエキシビションで話題をさらったザギトワ。16歳とは思えない大人びた演技で、今季もフィギュア界を沸かせてくれそうだ。