世界9位の錦織圭(28=日清食品)が、最終戦で同8位のドミニク・ティエム(オーストリア)に1-6、4-6で敗退。1次リーグB組を通算1勝2敗で終えた。
錦織の4強入りか敗退は、この後行われる1勝1敗のフェデラーと2連勝のアンダーソンの試合結果で決まる。錦織が4強入りするには、アンダーソンがフェデラーにストレート勝利した上で、1勝2敗で並ぶティエム、フェデラーをゲーム獲得率で上回る必要がある。
錦 織 | 0 | 1-6 4-6 - | 2 | ティエム |
第2セット
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
錦 織 | ○ | ○ | ○ | ○ | 4 | ||||||
ティエム | ○ | ○ | ○ | ◎ | ○ | ○ | 6 |
◎はブレーク、○はキープ、Tはタイブレーク
▼第10ゲーム ティエムのサーブ。40-0から最後はサービスエースを決めたティエムが勝利
▼第9ゲーム 錦織のサーブ。40-30から錦織が強烈なフォアハンドショットを決めキープ
▼第8ゲーム ティエムのサーブ。ジュースの末、錦織のリターンがネットにかかり、ティエムがキープ
▼第7ゲーム 錦織のサーブ。ジュースの末、最後は錦織のショットがネットにかかり、ティエムがブレーク
▼第6ゲーム ティエムのサーブ。ティエムがキープ
▼第5ゲーム 錦織のサーブ。2度のジュースの末、ネットプレーの攻防を制した錦織がキープ
▼第4ゲーム ティエムのサーブ。ティエムがキープ
▼第3ゲーム 錦織のサーブ。40-0からティエムのリターンがベースラインを割り、錦織がラブゲームでキープ
▼第2ゲーム ティエムのサーブ。40-30から錦織のリターンがネットにかかり、ティエムがキープ
▼第1ゲーム 錦織のサーブ。40-15から錦織がフォアハンドボレーを決めキープ
- ショットを放つ錦織(AP)
第1セット
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 計 | |
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錦 織 | ○ | 1 | |||||||||
ティエム | ○ | ◎ | ○ | ○ | ◎ | ○ | 6 |
◎はブレーク、○はキープ、Tはタイブレーク
▼第7ゲーム ティエムのサーブ。ジュースの末、ティエムがキープし第1セット先取。セットを通してミスが目立った錦織がイライラを募らせラケットをコートに叩きつける。拾い直して再び叩きつける
▼第6ゲーム 錦織のサーブ。5度のジュースの末、ティエムがブレーク
▼第5ゲーム ティエムのサーブ。15-40からジュースに。4度のジュースの末、錦織のリターンがネットにかかりキープ
▼第4ゲーム 錦織のサーブ。40-30からティエムのリターンがベースラインを割り、錦織がキープ
▼第3ゲーム ティエムのサーブ。40-30から錦織のドロップショップが決まりジュースに。最後は錦織のリターンがサイドラインを割り、ティエムがキープ
▼第2ゲーム 錦織のサーブ。30-0から3ポイントを返されるがジュースに。最後は長いラリーの末、錦織のショットがベースラインをわずかに割り、ティエムがブレーク
▼第1ゲーム ティエムのサーブで試合開始。40-30から錦織のバックハンドショットがネットにかかり、ティエムがキープ
- B組の準決勝進出のゆくえ
◆日東電工ATPファイナル 70年に始まった男子ツアー最終戦。年末世界ランキング上位8人に出場資格があるエリート大会。8人を4人ずつ2組に分け、各組で総当たり戦。各組の上位2人が準決勝に進み、トーナメント方式で優勝を争う。出場料で20万3000ドル(約2230万円)。1次リーグ1勝につき同額がもらえ、5勝全勝で優勝すれば271万2000ドル(約2億9800万円)を獲得できる。