女子で昨年の高校総体、国体に続く3冠を狙った下北沢成徳(東京)が、東九州龍谷(大分)とフルセットの末、2-3で敗れた。

第1セットを中盤の連続失点から21-25で失ったが、第2セットを主将でエースの石川真佑(3年)の強打、宮地佳乃(2年)の速攻などで25-23と逆転で奪い返した。

第3セットは大崎琴未(3年)のライトからの連続得点で流れをつかんで25-18。しかし、第4セットを23-25、最終第5セットを13-15で失った。

東九州龍谷は高校総体準決勝で下北沢成徳に敗れた雪辱を果たし、昨年に続いて決勝に進んだ。

連覇を目指す金蘭会(大坂)は八王子実践(東京)を25-15、25-15、28-26のストレートで撃破。女子決勝は昨年と同カードの金蘭会-東九州龍谷になった。

男子は洛南(京都)が2年連続3度目の決勝進出を決めた。昨年の高校総体決勝で敗れた市尼崎(兵庫)に25-22、25-23、25-23のストレートで雪辱。連覇を狙った鎮西(熊本)は清風(大阪)に15-25、16-25、21-25で敗れた。清風は初の決勝進出。