ドイツで行われていたフィギュアスケートの「ババリアンオープン」で優勝した宮原知子(20=関大)が12日、帰国し、大阪・伊丹空港で取材に応じた。

宮原は同大会で、10日に行われたショートプログラムは2位発進と出遅れたが、同日のフリーで136・77点をマークし、逆転優勝を決めた。

「点数は気にせずに試合全体を楽しむことができました。思い切って滑れたのでそれが良かったです」と大会を振り返った。

3月には今季最大の舞台である世界選手権(さいたま市)を控えている。

「まだまだ世界選手権までに、やらないといけないことはいっぱいある。とくに、振りの部分を重点的にやっていきたい」

大舞台に向けて気を引き締めていたが「この優勝でいい流れになってきたかな」と言い、弾みの1勝に笑顔を浮かべていた。