攻撃が機能せず、リーグ全体でも最下位に転落した。東地区6位のレバンガ北海道は同地区5位の秋田ノーザンハピネッツに52-76で敗れた。

今季3度目の7連敗。B1残留を争う相手との正念場の戦いだったが、Bリーグ発足以来最少タイの得点しか奪えず、痛い黒星を喫した。

平日開催に集まった4830人の相手ブースターに完全にのまれた。第1クオーター(Q)を14-17でしのぐのがやっとだった。第2Qは開始から10連続失点。流れを引き寄せようとスチールから得点を狙うもゴールが入らない。攻撃時にボールを失うターンオーバーは前半だけ9。試合を通じてシュート成功率は33・3%と低調だった。23本放った3点シュートの成功はわずか2。フリースローですら5割しか入らない。第3Qを終えて20点差。最終第4Qを待たずに勝負の行方が決まる展開だった。

内海知秀監督(60)が前節名古屋D戦後に「1つ1つのプレーをしっかりとやっていかないと勝ち点は転がってこない」とワンプレーの重要性を説いていたが、機能しなかった。16日に札幌・北海きたえーるで横浜との2連戦が始まる。ホームで8戦ぶりに白星をつかみとる。