張本智和(15=木下グループ)ら卓球日本代表が1日、カタールオープンを終え帰国し、成田空港で取材に応じた。

張本は「ずっと気になっていた」という新元号を帰国直後に知り「令和に自分の『和』があったのでうれしかった」と笑った。

新時代について「東京五輪があり、自分の現役時代は令和のうちに終える。平成を代表する(野球の)松坂(大輔)選手のように、自分も令和を代表する選手を目指したい」と高い目標を自らに課した。21日開幕の世界選手権(ブダペスト)は日本チームとしては平成最後の大会。「自分を育ててくれた平成に感謝する意味でも金メダルを取りたい」と語った。

カタールオープンのシングルスはベスト8で敗退。「異質ラバーを警戒しすぎて自分のプレーを見失った」と反省し、5日に開幕するアジアカップ(横浜)で修正し、世界選手権につなげていく。