男子400メートル個人メドレーで、瀬戸大也(24=ANA)が、4分9秒98で2年ぶり2度目の優勝を飾った。

レース後は「もうちょっとタイムを狙っていたので。最後はしんどかった。あまりプレッシャーを感じないタイプなので自分らしくこの選考会を来ようと思ってので、まず最低限三種目の代表内定を確実に取れたので。今日泳いでみても後半のラップがかなりしんどいので、夏までしっかりと課題が明確なので、しっかり泳ぎ込んで夏は得意なので世界選手権で金メダルを取れるように頑張りたいです」と振り返った。

午前の予選は4分13秒35と全体のトップで通過。ライバル萩野が欠場する中で、16年リオデジャネイロ五輪、17年世界選手権と連続で銅メダルを獲得した実力を発揮した。これで200メートルバタフライ、200メートル個人メドレーに続いて3冠を達成した。

6日の200メートル個人メドレーは1分56秒69で初優勝。実力者が苦しむ傾向にある今大会で、4年ぶりに自己ベストを更新した。「選考会(日本選手権)では苦い思い出も、いい思い出もある。いつも(の大会)と違う雰囲気は漂うが、タイムは絶対的なものを持っているので、自分を信じてやることだと思う」と口にしている。

世界選手権は7月の韓国大会で4大会連続出場になる。同種目3連覇を狙った17年ブダペスト大会はライバル、ケイリッシュ(米国)に敗れた。韓国でのリベンジ戦に勝って、金メダルを手にすれば、東京五輪代表に内定する。