フェンシングのアジア選手権が13日、千葉市で開幕した。初日は男子フルーレと女子サーブルの個人が行われ、男子で17年世界選手権銅の敷根崇裕(22=法大)が初優勝した。女子は昨年の同選手権3位の田村紀佳(27=旭興業)が2位となった。

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初優勝を狙った田村は、ユン・ジス(韓国)に10-15で敗れた。日本選手同士の対決となった準決勝では、自身の国内ランクを2つ上回る同ランク2位の福島を破り勢いをつけた。決勝戦でも勢いそのままに序盤で得点を重ねたが、徐々に技を返されて失速。ホームで大声援を受けたが、あと1歩届かなかった。