NBAドラフトでワシントン・ウィザーズから1巡目9位指名された、八村塁がナイキ社の「ジョーダン」ブランドと契約を結んだ。21日(日本時間22日)に同ブランドが「ようこそ、ファミリー」と紹介した。

ジョーダンとは、もちろん、あのマイケル・ジョーダン氏のこと。日本でも社会現象となるほどの人気を誇ったナイキ社のエア・ジョーダン・シリーズが同社内の1つのブランドとなり、有名なジャンプマークで、契約は日本人では初めて。サイト上で「エア・ジョーダン12がお気に入りでしたが、今は3が好き」などと思いを語っている。

八村とジョーダン氏。神様とは大きく世代が違うが、2人には縁がある。

中学1年でバスケットを始めた。そして、NBAを目指すきっかけとなったのが、15年4月の「ジョーダン・クラシック」への参加だった。マイケル・ジョーダン氏が始めた高校年代の育成プログラム。今回のドラフト会場となったバークレイズ・センターで、世界選抜に選ばれ、ジョーダン氏と会ったことが、八村をNBAへかりたてた。「ここで、マイケル・ジョーダンに会ったこともすごく大きかった」と振り返る。

そして指名を受けたウィザーズも、かつてジョーダン氏がプレーしたチーム。