【バーゼル(スイス)=松熊洋介】昨年と同じ顔合わせの女子ダブルスは第1シードの永原和可那、松本麻佑組(北都銀行)が第2シードの福島由紀、広田彩花組(アメリカンベイプ岐阜)に2-1で勝ち、大会2連覇。

世界ランキング3位の福島、広田組は3年連続の準優勝で昨年に続きナガマツペアの壁に屈した。福島は「あと1点が取れなくて去年と同じだなと。積極的にいく部分が相手より少し足らなかったのかも。運が転がってこなかった。金メダルはお預け」と肩を落とした。東京オリンピック(五輪)の代表争いはリオデジャネイロ五輪金メダルの高橋礼、松友組(日本ユニシス)を含む三つどもえの様相だ。「次につなげていきたい」と広田。悔しさを糧に、最大の目標を追い続ける。