世界ランキング3位の新馬場一世(30=西濃運輸)は準優勝。世界1位喜友名の壁に阻まれたが、「気持ち良く試合できた。負けはしたが次につながる」と前を向いた。

決勝の大舞台でも落ち着いて演武し、27点台のハイスコア。その後に上回られはしたものの、「力は出し切れた」と納得の表情を浮かべた。

20年東京オリンピック(五輪)に出場するためには、現在7位の五輪ランキングで同1位喜友名らを逆転しなければならない。「身体能力を上げれば、形の動きも変わる。体重を増やしていたい」。今後へ向けてパワーアップを誓った。