F1第14戦イタリアGP決勝が行なわれ、フェラーリのシャルル・ルクレールが前戦の初優勝に続き2連勝を飾った。
フェラーリが地元イタリアで優勝するのは2010年以来となった。
スタートで首位を守ったルクレールだったが、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンが1秒以内の差で追いかけプレッシャーをかけ続けた。
それでもストレートの速さを生かしてハミルトンに付け入る隙を与えず、数回のミスで背後に迫られた際にも冷静に抑え切ってみせた。
「なんてレースだろう。こんなに疲れたことはないよ。いくつかミスを犯したしポジションを失ってもおかしくなかったけど、こうして優勝することができて本当に良かった。地元イタリアのファンのみんなのフェラーリに対する応援と忠誠心に本当に感謝しているよ」と話した。
ハミルトンはタイヤを使い果たして最後はボッタスが2位。ハミルトンは新品タイヤに交換して3位でフィニッシュして15点に1点を追加するのが精一杯だった。
ホンダ勢はレッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンが6位、マックス・フェルスタッペンは最後尾から8位まで追い上げ、トロロッソ・ホンダはピエール・ガスリーが他車のコースオフからの危険なコース復帰に巻き込まれるかたちで後退を余儀なくされ11位。ダニール・クビアトはトラブルでマシンを止めリタイアとなった。
(米家峰起通信員)