テニスの錦織圭(29=日清食品)とラグビー日本代表のリーチ・マイケル(31=東芝)が初対面した。20年1月4日にフジテレビ系全国ネットで放送される「The 世界力4(仮題)」の収録が30日、都内で行われ、錦織とリーチの対談が実現した。俳優の大沢たかおが2年連続で司会進行の役目を務めた。

錦織は、ラグビーW杯で日本-スコットランド戦を観戦しており、テレビでも何度も観戦。リーチを「テレビで見ているとおり、芯があってキャプテンぽい」。リーチは、日本代表のジョーンズ前代表監督の際に、「ジャイアントキラーの例として、錦織の試合をビデオで見た」と話し、「こうやって話してみて、仲良くできる。共通点が多い。学ぶ点が多かった」と話した。

また、ラグビー日本代表が行ってきた朝から夜までの地獄のトレーニングを聞き、錦織は「僕なら2日で実家に帰っている」と苦笑い。リーチは、20年東京オリンピック(五輪)に出場予定の錦織に、「スポーツは影響力がたくさんある。金メダルとってほしいけど、プレッシャーに感じずに、テニスができたらいい」とエールを送った。