関学大アメフト部を28年率いて、12度の大学日本一を遂げた鳥内秀晃氏(61)が、1日付で、吉本興業とマネジメント契約を結んだ。

在任中は部員それぞれに「どんな男になるんや」と問い掛け、熱い人材育成術に定評があり、こわもてから放たれる関西弁によるトークにも含蓄、キレがあることで知られる。

18年5月に関学大の選手が被害者となった悪質タックル問題の際は、相手の日大選手の謝罪を受け入れ、選手の側に立った指導法確立を訴えかけた。

吉本へは、文化人枠で所属するとみられ、今後はテレビやラジオでのコメンテーター、講演活動を行っていく。

▽鳥内鳥内の話 今後さらに活動の幅を広げさせていただき、スポーツ界、教育界全体に良い影響を与え、これまでの指導方法を啓発できればと思っております