日本代表候補のニック・ファジーカス(34)が、所属先のBリーグ川崎で、東京オリンピック(五輪)出場へ向けてアピールを続けている。

1日のA東京戦ではチームは惜敗したものの38得点と奮闘。同カードの前日31日にも30得点、29日の三河戦では40得点と、ここ3試合で108得点の荒稼ぎに、「自分のことを今は誰も止められないという感じでやっている」。表情に自信がみなぎる。

国際バスケットボール連盟(FIBA)の規定で、満16歳以降に国籍を変えた選手の代表チーム登録は1人までと制限されている。そうした中で昨年12月にロシター(宇都宮)、先月にはエドワーズ(千葉)が、相次いで日本国籍を取得した。ファジーカスは「誰が選ばれるか分からない状況だが、五輪メンバーの一員になりたい。選考の戦いを楽しみにしている」。アジア杯予選(21日中国戦、24日台湾戦)を前に、たった1つの椅子を譲るつもりはない。

東京五輪では「W杯で、できなかった、世界から1勝することをまず目標にしたい。感動を与える試合ができれば」。NBAでもプレーしたベテランは、日の丸をつけて五輪の舞台で活躍することを目指している。