九州などの各地を襲った7月の豪雨被害の復興支援を目的とした「柔道界チャリティーオークション」第3弾は30日夜、終了した。

16年リオデジャネイロオリンピック(五輪)男子73キロ級金メダルで、東京五輪で2連覇を狙う大野将平(28=旭化成)が出品した五輪王者が背負う「金ゼッケン」付き柔道着が、50万6000円で落札された。入札は145件。

チャリティーオークションは、全日本柔道連盟(全柔連)のアスリート委員会が企画した。オークションサービス「HATTRICK」を活用し、3週に分けて実施。第3弾は24日午後8時~30日午後10時まで行われた。その他、東京五輪女子52キロ級代表の阿部詩(20=日体大)の柔道着が38万1000円、92年バルセロナ五輪男子71キロ級金メダルの古賀稔彦氏(52)の柔道着が32万1000円で落札された。

総勢40人以上が協力し、収益の全額を被災地の柔道連盟などに寄付する。